診療科・部署のご案内Introduction current

内科

外来は内科全般に幅広く対応します。
腎臓内科では、慢性腎臓病全般の管理を行うとともに、2016年3月から血液透析を開始しています。
血液、尿検査などは基本として、臨床検査技師によるエコー検査を含む各種生理検査も行っており、より情報量の多い医療の提供が可能です。
放射線部門のCT 画像に関しては、放射線科専門医による迅速な読影を提供しています。
近年の新型コロナウイルス感染症の拡大に対して感染対策は必須です。外来においてもスタッフ一同感染対策を強化しつつ対応しています。それに伴い診察などに時間がかかる場合がありますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

腎臓内科

近年、社会の高齢化が進む中、透析療法を必要とする方が増加しています。当院では、地域医療を担う病院として血液透析を行っています。
2022年7月からは18床に増床しました。引き続き腎疾患を合併されている方々にも広く対応できる環境をつくります。
透析を安定して行うために、体から血液を取り出して戻すための出入り口が必要です。それを「バスキュラーアクセス」と呼びます。バスキュラーアクセスは血液透析を行うにあたり非常に大切な部分です。このバスキュラーアクセスの管理のため、当院では定期的なエコー検査や、必要時造影を使用した検査を行っています。
バスキュラーアクセスの血管が狭くなっている場合、経皮的バスキュラーアクセス拡張術(Vascular Access Intervention Therapy;VAIVT)が必要となります。VAIVTとは、バスキュラーアクセスの狭い部分を血管内から風船で拡張することで治療する手術です。近年、VAIVTの有効性がうたわれており、重要な治療選択肢として広く認知されるようになりました。当院でもこの手術を施行しています。
これからも患者様が安心して透析を受けることができるように邁進していきます。

漢方内科

漢方外来では、脈診・舌診・腹診など東洋医学の伝統的な診断方法に基づいた、一人一人の患者さんに最も適した伝統的な漢方薬による治療を行っております。
漢方外来には、乳児から高齢者まで老若男女を問わず受診されます。
例えば、冷え症や月経異常など婦人科疾患、がん治療に伴う副作用の軽減・防止、手術後の不 調や体力低下の改善、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎や気管支喘息のようなアレルギー疾患、慢性肝炎や高血圧・糖尿病などの長期管理の必要な疾患、自律 神経失調症などの心身的疾患、などがあげられます。
漢方治療では、単に症状を抑えるのではなく、からだ全体のバランスを整えます。また、副作用が起きないよ うに細心の配慮をしています。

発熱外来

新型コロナウイルス感染症疑いを含めた発熱など体調不良を来した場合に利用していただく外来です。新型コロナウイルス感染症以外の感染症もあり得るため、柔軟に対応させていただきます(他の患者様との交差をできるだけ避けるため、診察時間帯については事前にお電話で外来スタッフにご相談ください)。

禁煙外来

2006年4月より禁煙治療に健康保険が適用されています。施設基準を満たした施設で、患者基準を満たす患者さんに対し、12週間に5回の禁煙治療に健康保険が適用されます。禁煙治療は貼り薬や飲み薬を使って、ご自分でされるよりも比較的楽に禁煙できる方法 です。
愛煙家の方には申し訳ないのですが、日本禁煙学会からの提言として「ごくわずかにタバコ臭を感知できるレベルの受動喫煙は、すでにアスベストの規制基準を超えた致死的汚染環境である。」とまで記載されています。自分自身だけではなく周囲の方々の健康維持のために「禁煙」は重要な要素となっています。
当院は、皆様の禁煙のお気持ちを理解し、実行できるよう最大限サポートいたします。外来スタッフに気軽にお声掛けください。

院長 西村 勇人

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